ペンシルベニア州フィラデルフィア出身のエモ・バンドSAMUELによる1995年リリースの名作7インチでArt Monk Constructionからのリリース。今や高騰しているEPの一つ。やはりTEXASに付随する作品はどれも価値あるリリース。再発もされなそうなのも理由ですね。TEXAS IS THE REASONでex SHLETERでもあるのNorman Brannonがギターで参加していたことでも知られ、東海岸のポストハードコア/エモシーンの中でも特に繊細で美しいアプローチを見せた存在。透明感のあるギター、抑制されたヴォーカル、静かな焦燥感は激情に飲み込まれる前の静けさを描いたような作品。後にメンバーはTEXAS IS THE REASONやJETS TO BRAZILとも繋がっていくが、このEPこそ当時のフィラデルフィア・エモの原点の一つといえる作品。TEXAS IS THE REASON, THE PROMISE RING, CHRISTIE FRONT DRIVEまで好きな人に!